エンゼルスからFA、守護神イグレシアスは3~4年の契約延長で決着か!? MLB公式が予測

エンゼルスからFAとなったライセル・イグレシアス【写真:Getty Images】
エンゼルスからFAとなったライセル・イグレシアス【写真:Getty Images】

レッズから移籍したイグレシアスは65試合登板、34セーブを挙げた

 エンゼルスからFAとなったライセル・イグレシアス投手の去就に注目が集まっている。今季65試合で7勝5敗34セーブ、防御率2.57をマークした右腕はエンゼルスからクオリファイングオファー(QO)があった場合、それを受けるだろうか。それとも長期契約を結ぶのか。MLB公式サイトが占っている。

 QOとはFAとなった選手に対し、旧所属球団が優先的に翌年の1年契約を規定額でオファーできる制度。MLB機構は今年のQOの金額を1840万ドル(約20億9300万円)に設定。提示する期限は今月7日(日本時間8日)で、選手はそこから10日間、受けるか否かを決断する時間が与えられる。QOが2012年に導入されてから96選手にオファーが提示され、受諾したのは僅か10選手だ。

 MLB公式サイトは「球団からQOを提示される」「提示された場合に選手が受諾するか」を予測。イグレシアスの場合は「どちらもあり得る」として次のように論評している。

「イグレシアスは四球数の9倍近い三振を奪う(103奪三振、12四球)という傑出した活躍をした。スターが並んだ打線をサポートできるほどの投手をどこよりも必死に必要としているチームがあるとすれば、それはエンゼルスだ。埋めなくてはいけないロースターが数多くあることを考えれば、彼らはおそらく彼の年俸を3倍以上にさせたくはないだろうが、イグレシアスはエンゼルスでの時間をどれだけ楽しんでいたか公にしており、残留にも前向きだ。他のどのチームよりも先に交渉をスタートできるため、1年あたりにするとQOの1840万ドルには満たない3~4年契約が妥当に思える」

 そして“結論”としては「オファーは提示されるが、その代わりに延長契約にサインする」としている。今季レッズから移籍した31歳右腕がどんな決断をするか、注目される。

(Full-Count編集部)

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