菊池雄星は2年22億円超でカブスへ? 米メディアがFA選手34位にランク付け

マリナーズからFAとなった菊池雄星【写真:Getty Images】
マリナーズからFAとなった菊池雄星【写真:Getty Images】

選手オプション破棄「驚きだった」も「決断は理にかなう」

 今オフ、メジャーリーグでFAになった選手を、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」の記者3人がランク付け。マリナーズからFAになった菊池雄星投手を34位とし、2年2000万ドル(約22億6000万円)でカブスに移籍すると予想している。

「2021~2022年のMLBのFAトップ50と予想」と題した記事によると、3人全員が契約先にはカブスを予想した。菊池の今季の速球の平均球速は、FA選手の中で2位。初の球宴選出を果たすなど7月1日(日本時間2日)までの15試合では防御率3.18、K%25.4、BB%8.5だったが、7月7日(同8日)以降は防御率6.22、K%23.3、BB%10.3、被本塁打率1.7となったことを挙げ「シーズン終盤にはローテーションから外されてしまった」と振り返った。

 菊池が1300万ドル(約14億6000万円)の選手オプションを破棄したことを「驚きだった」と言及。しかし「マリナーズでローテ枠が保証されていないことや、複数年契約の予測が少なくともいくつかあることを考えれば、キクチの決断は理にかなう」と分析している。

 活躍の場を移す左腕について「完全な再起動が必要になるだろう。ブルージェイズ、タイガース、ツインズ、エンゼルス、レンジャーズ、メッツ、ナショナルズ、カブス、ジャイアンツが候補になりえる」と予想されるチーム名を挙げた。

(Full-Count編集部)

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