ヤクルト、ファイナルSの切り札は? MVP3度、歴代最多10本塁打、通算.358の“CS男”

ヤクルト・内川聖一【写真:荒川祐史】
ヤクルト・内川聖一【写真:荒川祐史】

内川はソフトバンク時代にCSに8度出場、歴代最多の10本塁打、打率.358をマーク

 6年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルトは、10日から巨人とクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを戦う。シーズンで活躍した選手が大ブレーキに陥ることもあるが、ここでは短期決戦で異次元の勝負強さを発揮した内川聖一内野手の成績を振り返る。

 内川はこれまでソフトバンク時代にCSには8度出場。通算打率は驚異の.358で、歴代最多の10本塁打、31打点をマーク。シリーズMVPを3度受賞するなど、短期決戦で抜群の勝負強さを誇る“CS男”として活躍している。

 ソフトバンク最終年の昨季は、プロ入り後初めて1軍出場無しに終わり、CSでも出場機会はなし。移籍1年目となった今シーズンは開幕スタメンを勝ち取ったが、38試合に出場し打率.208、0本塁打2打点に終わった。レギュラーシーズンでは結果を残せなかったが、実績と経験がものをいうCSでは出番が訪れるかもしれない。

○内川聖一のCS全成績(ファーストS、ファイナルS含む)

2011年 11打数5安打 3打点(MVP)
2012年 22打数9安打 2打点
2014年 26打数7安打 2本塁打 4打点
2015年 12打数5安打 4打点(MVP)
2016年 25打数9安打 1本塁打 3打点
2017年 18打数7安打 4本塁打 7打点(MVP)
2018年 11打数5安打 1本塁打 3打点
2019年 26打数7安打 2本塁打 5打点

計151打数54安打 打率.358 10本塁打 31打点

(Full-Count編集部)

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