大谷翔平は最大11冠? ハンク・アーロン賞逃すもまだまだ残る“表彰ラッシュ”

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ここまで6冠、最大の注目「リーグMVP」は19日発表

 大リーグ機構は9日(日本時間10日)、両リーグで最も優れた打者に贈る「ハンク・アーロン賞」を発表し、最終候補入りしていたエンゼルス・大谷翔平投手の日本人初受賞はならなかった。ただ、今オフは大谷が獲得しそうな賞がまだまだ目白押しだ。

 大谷はこれまでに「コミッショナー特別表彰」をはじめ、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」では年間最優秀選手、ア・リーグ最優秀野手の2部門に選出された。また、米専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の野手部門の最優秀選手、米誌「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手、米メディア「スポーティング・ニュース」の年間最優秀選手に選ばれている。すでに“6冠”を決めた状態だ。

 今後は11日(同12日)に打撃のベストナインにあたる「シルバースラッガー賞」、18日(同19日)には最終候補の3人に入っている「ア・リーグMVP」の発表が控える。

 他にも、今季の成績を元にリーグの区別なくファーストチーム、セカンドチームを選出する「オールMLBチーム」、年間最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルチネス賞」などの有力候補に浮上する。

 また「カムバック賞」の選考対象にもなりそうだ。左膝の手術明けだった短縮シーズンの昨季は、44試合に出場し打率.190、7本塁打24打点。そこから今季は46本塁打と打撃成績を大きく伸ばした。さらに右肘のトミー・ジョン手術からの投手復活はインパクト大。いくつの表彰を受けるのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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