菊池雄星は「全球団が欲しがる」 敏腕代理人が語る14億円残留からFA決断の舞台裏

菊池雄星の代理人を務めるスコット・ボラス氏【写真:盆子原浩二】
菊池雄星の代理人を務めるスコット・ボラス氏【写真:盆子原浩二】

代理人ボラス氏「オールスターレベルで投げることができる」

 マリナーズからフリーエージェント(FA)となった菊池雄星投手について、代理人を務めるスコット・ボラス氏が来季からの契約に自信を見せた。GM会議が行われている米カリフォルニア州カールスバッドで対応し、「NPBから来た史上最高の日本人投手の1人になれる。将来にとてもワクワクしている。オールスターレベルで投げることができる」と大きな期待を口にした。

 菊池は3年目の今季は29試合登板し、7勝9敗、防御率4.41。オールスター戦に初選出されたが、後半戦は不振に悩まされた。ただ、先発左腕で160キロ近い剛速球を持つのは希少価値が高い。ボラス氏は菊池への期待を語った。

「チームの方から私たちに来ている。そして彼らは『ユウセイが優先事項だ』と伝えているんだ。彼らは97マイル(約156キロ)を投げる左の先発投手を求めているからね。左で97マイル投げられる先発投手がどれだけいる? 5人か6人だろう。その中でFAとなると2、3人といったところだろう」

「97マイルを投げる左投手となると、全ての球団が欲しがるだろう。充実した投手陣を抱えていない限りはね。彼のような才能に対する需要は非常に大きい」

 ワールドシリーズ終了後に球団、選手双方が来季のオプション(選択権)を行使しなかった。菊池がオプションを行使すれば、年俸1300万ドル(約14億3000万円)の1年契約で残留だった。「私たちは予期していたんだ。シアトルは若い先発投手がたくさんいる。ユウセイの需要はシアトル以外のところにあるだろうと思っていた。その決断(FA)は選手によるものだった」と語った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY