大谷翔平は「エ軍にいることを喜んでいる」 代理人は契約延長慎重も愛着を示唆

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

契約延長の具体的な話題には言及せず「一切話はしない」

 エンゼルス・大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏がGM会議が行われているカリフォルニア州カールスバッドで報道陣の取材に応じた。大谷が今オフにエンゼルスと契約延長するか注目が集まっている。「そういったことについては一切話はしない。契約については話はしない」と口を結んだ。

 大谷は来季が2年契約最終年。2023年シーズン後にFAとなるが、シーズン終盤に「このままでは勝てない」「ファンの人も好きですし、球団自体の雰囲気も好きであるので。ただ、それ以上に勝ちたいという気持ちが強い」と勝利への執念を口に。2年契約が終了する前に契約延長するか注目されるようになった。バレロ代理人は大谷の球団への愛着を口にした。

「エンゼルスについて言えることは、素晴らしい球団だということ。彼はチームにいることに心から喜んでいる。エンゼルスの一員でいることを好んでいる。みんな状況を見守っていくことになる」

 大谷の残留へはチーム再建が不可欠。ミナシアンGMは投手陣再建を最優先事項に挙げている。バレロ氏は「GMが本当に目指していることの1つは、強いチームを作り上げること。GMというものは特定の選手をターゲットにするプランを常に持っている。狙っている選手を獲得し、チームを強化できると願いたい。本当にダイナミックなチームになるために近いところまで来ている」とチーム改革への期待感を口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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