巨人・菅野はヤクルト戦得意、中島の起用は必須 セCS第2戦の鍵を握る選手は?

巨人・中島宏之(左)、菅野智之【写真:荒川祐史】
巨人・中島宏之(左)、菅野智之【写真:荒川祐史】

菅野は今季ヤクルト戦は4戦負けなしで防御率0.39

 セ・リーグ優勝のヤクルトと同2位の巨人が対戦する「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージの第2戦は11日、ヤクルトの本拠地・神宮球場で行われる。第2戦はヤクルトが高橋奎二投手、巨人は11月6日のファーストステージ第1戦に先発していた菅野智之投手が中4日で先発マウンドに上がる。

 初戦はヤクルトが奥川恭伸投手の完封で快勝。アドバンテージを含めて2勝0敗とした。ヤクルトが勝てば、一気に日本シリーズ進出に王手をかける第2戦。両チームのキーマンとなりそうな選手はどの選手だろうか。 

 ヤクルトの高橋と対峙する巨人打線。今季は3度対戦して1勝0敗、チーム打率は.213。打線の中で鍵を握りそうなのは中島宏之内野手、丸佳浩外野手、吉川尚輝内野手、坂本勇人内野手あたり。中島は今季、4打数2安打1本塁打と相性が良くスタメンで使わない手はないだろう。丸も打率.400、チームトップの4本塁打。吉川は.375、坂本も.333と打っており、中軸を打つ打者の出来が鍵を握るか。

 一方、巨人先発の菅野は今季のヤクルト戦は4試合に投げて2勝0敗、防御率は驚異の0.39と抜群の成績を誇る。23イニングを投げてわずか1点しか取られておらず、被打率も.068となっている。最も打たれているのは村上宗隆内野手だが、それでも8打数2安打の打率.250。本塁打は1本も打たれていない。

 巨人としては好相性の中軸で得点を奪い取り、エースの菅野を早いうちに援護したいところ。一方のヤクルトは、苦手としている相手右腕をチーム一丸となって、なんとか攻略したいところだろう。

(Full-Count編集部)

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