大阪桐蔭の春夏連覇メンバーや二刀流左腕も 侍J大学代表に来秋ドラフト候補ズラリ

慶大・増居翔太(左)と立大・山田健太【写真:小林靖、中戸川知世】
慶大・増居翔太(左)と立大・山田健太【写真:小林靖、中戸川知世】

来年7月の「ハーレムベースボールウィーク」に向けて強化合宿を実施

 11日にNPBエンタープライズから発表された野球日本代表「侍ジャパン」大学代表候補45人。来年7月に開催される「第30回ハーレムベースボールウィーク」に向けた強化合宿の参加メンバーとなるが、来秋のドラフト候補がズラリと顔を揃える豪華なメンバーとなっている。そこで大学代表候補に入った主なドラフト候補を見ていこう。

 投手で最注目なのは日体大の矢澤宏太(藤嶺藤沢)だろう。投げては最速150キロを誇り、打っても高い能力を誇る「二刀流」だ。今春のリーグ戦では投手として3勝2敗、防御率0.90、打者としては2本塁打6打点をマーク。ドラフト上位候補であることは間違いない。矢澤の他にも、慶大の左腕・増居翔太(彦根東)や富士大の最速149キロ右腕・金村尚真(岡山学芸館)らもプロから注目を集める投手だ。

 また、野手でも好素材が目立つ。内野手では、立大の山田健太が東京六大学リーグで現役最多の62安打を記録。早大の中川卓也も大阪桐蔭の同級生で、一足先にプロでプレーする根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)とともに甲子園春夏連覇を果たしたメンバーだった。

 また、法大の齊藤大輝(横浜)や明大の村松開人(静岡)、慶大・下山悠介(慶應)、立正大の奈良間大己(常葉学園菊川)も注目の逸材。外野手では中川とチームメートの早大・蛭間拓哉(浦和学院)や中大の森下翔太(東海大相模)といった面々が侍ジャパンメンバーに名を連ねている。

(Full-Count編集部)

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