巨人逆襲には大城&若林を使うべし? セCSファイナル第3戦の鍵を握る男たちは

巨人・大城卓三(左)と若林晃弘【写真:荒川祐史】
巨人・大城卓三(左)と若林晃弘【写真:荒川祐史】

ヤクルト先発の原樹理は左打者を苦手…

 セ・リーグ優勝のヤクルトと同3位の巨人が戦っている「JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージは12日、第3戦が行われる。2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけたヤクルトは原樹理投手、巨人はCC・メルセデス投手が先発する。

 初戦、第2戦とヤクルトが連勝し、アドバンテージを含めて3勝0敗に。第3戦に勝つか、引き分ければ、ヤクルトの日本シリーズ進出が決まる。崖っぷちに立たされた巨人にとっては、絶対に勝たなければならない一戦となる。

 負けられない巨人に立ちはだかるのは右腕の原。今季は巨人戦で2試合に登板して1勝0敗、防御率1.59と好投している。巨人のキーマンとなりそうなのは左打者。大城、両打ちの若林が打率.500をマークし、松原も.400。実際、原は対右打者の打率.188に対して、左は.303と苦手にしている。巨人打線は左をズラリと並べる思い切った策に出るのも一手か。

 巨人先発のメルセデスだが、今季は対ヤクルト戦の被打率.289と相性は良くない。ヤクルト側からすれば、主砲の村上が.500、リードオフマンの塩見が.417、中村が.444、青木が.375と多くの打者が3割以上の打率をマークしている。彼らがキーマンとなり、一気の3連勝でCS突破を決めたいところだ。

(Full-Count編集部)

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