ヤクルトが6年ぶり日本シリーズ進出! 先発緊急降板乗り越え…9回表に引き分け決着

7回、一時勝ち越しとなる2点適時打を放ったヤクルト・青木宣親【写真:共同通信社】
7回、一時勝ち越しとなる2点適時打を放ったヤクルト・青木宣親【写真:共同通信社】

先発の原が打球直撃で降板…2番手の金久保が5回まで1失点の好リリーフ

■ヤクルト 2ー2 巨人(CSファイナル・12日・神宮)

 ヤクルトが12日、2015年以来6年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。神宮球場で行われた巨人との「JERAクライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第3戦は、2-2の引き分け。アドバンテージを含めて3勝1分けとなり、残り3戦で巨人が全勝して並んでもリーグ戦上位のチームが勝ち抜けるため、決着した。

 両チーム無得点の2回に原が打球を右手に受けるアクシデントが発生。そのまま降板となったが、継投した金久保が5回まで犠飛の1点にしのぐ好投を見せた。6回は石山、7回はスアレスが無失点でつなぐと、ようやく打線が応えた。7回に巨人の2番手デラロサを攻め立て、2死満塁に。左腕の中川に継投した直後の初球を青木が左前に運び、2点を奪って一気に逆転した。

 しかし直後の8回、セットアッパーの清水が2死二、三塁のピンチを招き、広岡が放った遊撃への適時内野安打で同点に。一塁は微妙な判定でヤクルト側からリクエストがあったが、判定は変わらなかった。コロナ禍の影響で延長は行わず、9回表が終わった時点でヤクルトの引き分け以上が確定したため試合終了となった。

(Full-Count編集部)

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