オリックスが1996年以来、25年ぶり日本S進出 9回に小田が劇的な“引き分けサヨナラ打”

オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

ロッテ守護神・益田を攻め劇的決着

■オリックス 3ー3 ロッテ(CSファイナル・12日・京セラドーム)

 オリックスが無傷のまま1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。12日に本拠地・京セラドームで行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦を3-3の引き分け。通算成績を2勝1分けとし、球団初のCS突破となった。

 本拠地が沸いたのは1点を追う6回。1死から福田が右前打で出塁すると、続く宗がロッテ岩下が投じた134キロのフォークを完璧に捉えた。打球は一直線で右翼席へ突き刺さる逆転2ランとなった。

 7回途中から登板した5番手の吉田凌が2死二塁から代打・佐藤都に中前適時打を浴び同点に追いつかれる。さらに8回はヒギンスが中村奨に左翼席へソロを浴び勝ち越しを許した。

 だが、9回。先頭のT-岡田、安達の連打で無死一、二塁とし、小田が右翼線へ同点に追いつく“サヨナラ引き分けタイムリー”を放った。今大会は延長は行わず、同点の場合は9回打ち切りで引き分けとなる。2連勝のオリックスは勝ち上がりが決まったため、9回裏同点に追いた状態でコールドとなった。

【実際の映像】京セラドーム総立ち! 9回に小田が放った“サヨナラ同点打”

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