オリックス、9回バスター2連発の“中嶋マジック” 25年ぶり日本S進出「しんどかった」

オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

相手はヤクルト、1995年の日本シリーズ再現「負けてますので、何とかやり返したい」

■オリックス 3ー3 ロッテ(CSファイナル・12日・京セラドーム)

 オリックスが無傷のまま1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。12日に本拠地・京セラドームで行われたロッテとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦を3-3の引き分け。中嶋監督は「しんどかったです」と安堵の表情を見せた。

 1点を追う9回にT-岡田、安達、小田の3連打で追いつく劇的な幕切れ。試合後、お立ち台に上がった中嶋監督は両手を挙げガッツポーズを見せた。無死一塁からバスター2連発の強攻策で試合を決め「選手を信じて繋がることを頭に入れながら、最高の結果になってよかったです」と笑顔を見せた。

 日本シリーズの相手はヤクルトに決まった。指揮官が現役時代の1995年には1勝4敗で敗れた因縁の相手となったが「負けてますので、何とかやり返したいと思います。スタートはここ(京セラ)ですのでここで勝って、帰って来れないようにしたいですけど神戸で決めたい気持ちもあるので。何とか全員でやっていきます」とリベンジを誓った。

(Full-Count編集部)

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