広島新助っ人はどんな投手? 禁止薬物で出場停止&肘手術乗り越えた先発候補

広島が契約合意を発表したニック・ターリー(写真はパイレーツ時代)【写真:Getty Images】
広島が契約合意を発表したニック・ターリー(写真はパイレーツ時代)【写真:Getty Images】

ターリーは今季ホワイトソックス傘下3Aで救援として43イニング登板

 広島が新外国人としてニック・ターリ―投手を獲得した。大リーグ通算35試合に登板した身長193センチ、体重104キロの大型左腕について、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じている。

 今季ホワイトソックス傘下3Aのシャーロットで救援として43イニングを投げ、防御率5.02、K%33.1を記録。BB%11.6が足を引っ張ったが、自責点24のうち15点はわずか4試合の荒れた試合で喫したものだった。メジャー昇格はなく10月にFAとなった。

 メジャー通算39回1/3イニング(防御率7.78)に登板。2017年にはツインズで17回2/3、2020年にパイレーツで21回2/3登板したが、この2シーズンの間の期間「ターリーは運動能力強化薬物(PED)による80試合の出場停止処分とトミー・ジョン手術により出場できなかった」と述べている。

 メジャーでの実績は少ないものの、同サイトは「カーブとフォーシームの高いスピンレートのために常に関心を集めており、先発から救援投手に徐々に移行していくにつれ、奪三振率も上昇していたと評価。新天地となる広島では「先発で起用される可能性もある」と予想した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY