エンゼルス、シンダーガード獲得を正式発表 単年24億円は球団FA投手最高額

メッツからFAとなっていたノア・シンダーガード【写真:Getty Images】
メッツからFAとなっていたノア・シンダーガード【写真:Getty Images】

トミー・ジョン手術を受けて2年間で2試合のみの登板だった

 エンゼルスは16日(日本時間17日)、メッツからFAとなっていたノア・シンダーガード投手を獲得したと正式に発表した。単年契約で年俸2100万ドル(約24億円)。米メディア「ESPNスタッツ&インフォ」によると、エンゼルスがFA市場で獲得した投手では、単年ベースで史上最高額の契約になるという。

 2010年の米ドラフト1巡目でブルージェイズに指名されたシンダーガードは2012年オフにメッツへトレードで移籍。2015年にメジャーデビューし、2016年には14勝をマークした。2018年、2019年にも2桁勝利をマークしたが、2020年3月にトミー・ジョン手術を受けた。今年9月29日のマーリンズ戦で復帰し、2試合に登板していた。

 今季は大谷翔平投手の二刀流の活躍も虚しく、投手陣に課題を残して7年連続でプレーオフ進出を逃したエンゼルス。今オフは投手陣の整備が補強の最優先事項となっており、タイガース移籍が決まった前レッドソックスのエドゥアルド・ロドリゲス投手にも関心を示していた。

 2年間で2イニングしか投げていないものの、それまでの実績は十分のシンダーガード。大谷とともにエンゼルスを支える大黒柱として期待される。

(Full-Count編集部)

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