レイズ152キロ左腕がアジア球界へ移籍か 今季2勝0敗2セーブ、米メディア伝える

レイズのディートリック・エンス【写真:Getty Images】
レイズのディートリック・エンス【写真:Getty Images】

レイズ・エンスは今季9登板で2勝0敗2セーブ、防御率2.82

 レイズのディートリック・エンス投手が日本のプロ野球を含むアジア球界へ移籍すると地元タンパベイ・タイムズ紙が伝えた。日本、韓国、台湾のどれかは分かっていない。

 30歳左腕のエンスはツインズ時代の2017年にメジャーデビュー。その後はパドレス、マリナーズ傘下でプレーし、2020年にレイズとマイナー契約。今季は8月にメジャー昇格し、9試合登板して2勝0敗2セーブ、1ホールド、防御率2.82。大リーグ公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、平均94.2マイル(約151.6キロ)のフォーシームが投球58.6%を占めている。メジャー通算では11試合登板、2勝0敗2セーブ、防御率3.42。

 17日(日本時間18日)にリリースされた。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「タンパベイはエンスを自由契約にすることで財政的な保証を得ることになる。その一方、エンスは2022年にメジャーリーガーとして得ていたであろう金額を上回る年俸を、NPBやKBOでプレーすれば手に入れることになるだろう」と解説している。

(Full-Count編集部)

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