シンダーガード24億円獲得は「良い賭けだ」 エ軍GMが語るリスクと“勝算”

エンゼルスに加入したノア・シンダーガード【写真:AP】
エンゼルスに加入したノア・シンダーガード【写真:AP】

20年に右肘トミー・ジョン手術、今季は2登板のみ

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは17日(日本時間18日)、報道陣のオンライン取材に応じた。前日16日(同17日)にメッツからFAとなっていたノア・シンダーガード投手を1年2100万ドル(約24億円)で獲得。「普段通りに問題なくプレーすれば、球界の中でも優れた投手だ」と高い期待を口にした。

 シンダーガードは2016年に14勝を挙げるなど2桁勝利を3度マーク。2020年は右肘のトミー・ジョン手術を受けて登板なし。今季は2試合に先発して1敗で、投球回数は2回にとどまった。ミナシアンGMは「確かにリスクはある。私が賭けに出ることを許可してくれたオーナーに感謝したい。現在の状態に我々は良い感触を持っている。身体検査も順調に進んだ。良い賭けだと私は思っている」と強調した。

 メジャー通算47勝31敗、防御率3.32。2015、2016年にはポストシーズンで登板し、通算5登板で2勝1敗、防御率2.42を記録している。「強みは大いにあると思っている。普段通りに問題なくプレーすれば、球界の中でも優れた投手だと思う。私が思うに、彼は重要な試合でボールを渡せるタイプの選手。ポストシーズンでの過去の成績を見ればわかること」と期待を込めた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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