大谷翔平、MVP受賞にマドン監督は祝福と期待 「世界一の目標へ後押ししてくれる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

球団が発表、ミナシアンGM「この賞は彼に十分に値する」

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)を受賞した。日本人ではイチロー氏以来2人目の快挙で、2015年ハーパー以来6年ぶり史上19人目の満票受賞となった。歴史的なシーズンを過ごした二刀流にジョー・マドン監督も「モチベーションの役目を果たすだろう」と祝福した。

 大谷は今季、打者として155試合出場して打率.257、リーグ3位の46本塁打、100打点、103得点、OPS.965をマーク。投手でも23試合登板して9勝2敗、防御率3.18。156奪三振を記録。最終候補に入っていたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.、マーカス・セミエンを寄せ付けない満票での受賞だった。

 球団を通じマドン監督は「この賞はこれまで達成した偉業を更に上回る活躍をするため、彼にとってモチベーションの役目を果たすだろう。そういう人間だというのは理解している」と称えた。

 エンゼルスを世界一に導くために大谷の存在は必要不可欠と見ているようで「シーズン最後(ワールドシリーズ)の試合を戦い、そしてその試合に勝利する。我々をその(世界一)目標へ向かってどのように後押ししてくれるのだろうかと、私は心待ちにしている。この特別な栄誉を手にしたショウヘイと彼の家族を祝福したい」と、来季以降も大きな期待を込めていた。

 また、ペリー・ミナシアンGMも「ショウヘイは傑出したシーズンを送った。常日頃からフィールド上でのプレー、そして本気で才能を磨き上げる姿を目にすることができたのは、栄誉なこと。素晴らしいチームメートであり、野球のあらゆる側面において信じられないほど一生懸命に取り組んでいる。この賞は彼に十分に値するものだ」と祝福した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY