大谷翔平は満票MVPで「シーズンを完結」 地元紙「次は同じ活躍を来年も」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が称賛「ベーブ・ルース以来で最も成功した二刀流」

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、ア・リーグMVPを満票で受賞した。2015年のハーパー以来6年ぶり史上19人目の快挙に地元紙は「特筆すべきシーズンを完結した」と賛辞を送った。

 歴史的なシーズンとなった2021年。大谷は打者として打率.257、リーグ3位の46本塁打、100打点、103得点、OPS.965をマーク。投手でも23試合に登板し9勝2敗、防御率3.18。156奪三振を記録し投打の二刀流として活躍を見せた。

 この日、満票でのMVPを獲得した大谷を地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」も速報。過去2年は怪我などに苦しめられたシーズンを過ごしていたことを言及し「昨年のこの時期は日本時代の評判通りの活躍ができるだろうかという疑問の声が挙がっていた」と二刀流に懐疑的な声があったことを指摘。

 それでも、今季は見事復活を果たしブルージェイズのゲレーロJr.、セミエンを押しのけ満場一致での受賞となった。全米を沸かせた二刀流を「オオタニは特筆すべきシーズンを完結した。ベーブ・ルース以来で最も成功した二刀流の選手だった」と最大級の賛辞を送っていた。

 また、今後については「彼にとっての次の挑戦は同じ活躍を来年もすることだ」と注目し「その一方で、エンゼルスはオオタニと契約延長するための適正価格がいくらになるかを見極めるチャレンジに直面する」と伝えていた。

(Full-Count編集部)

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