大谷翔平獲得に奔走、エプラー氏がメッツ新GM就任 NYでの挑戦に「生涯一度の機会」

メッツの新GMに就任が決まったビリー・エプラー氏【写真:AP】
メッツの新GMに就任が決まったビリー・エプラー氏【写真:AP】

球団が4年契約を発表、混乱から再建担う

 メッツは18日(日本時間19日)、新GMとして元エンゼルスGMのビリー・エプラー氏の就任を発表した。エプラー氏は2015年10月から2020年9月までエンゼルスでGMを務め、2017年オフには大谷翔平投手の獲得を実現させた。メッツにとっては16代目のGMとなり、4年契約を結んだ。

 MLB公式は「メッツが4年契約でエプラーを新GMに」という記事で紹介。メッツがGM探しで求めたのは「スカウティングの才覚、分析的な考え方、ニューヨークというビッグマーケットになじみがあることだった」としている。エプラー氏はエンゼルス入りする前はヤンキースでスカウトやGM補佐を務めていた。

 オーナーのスティーブ・コーエン氏は「彼の才能、そしてあの個性をもってすれば、継続した成功という私の目標へとチームを更に近づかせてくれるだろう」とコメントした。

 メッツは今季、77勝85敗でナ・リーグ東地区3位。昨オフにセクハラ疑惑でジャレッド・ポーターGMが解任され、今オフにはルイス・ロハス監督が解任されるなど激動の最中にある。

 記事によるとエプラー氏は「スティーブとサンディ(アルダーソン球団社長)に対して、生涯に一度の機会を与えてくれたことに感謝したい。我々にはやることがたくさんある。そして長期的な勝者という目標に向かって、組織的に取り組み始めて行くことになる」と決意を語っている。

(Full-Count編集部)

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