大谷翔平のMVPライバルは20歳新鋭? ゲレーロJr.、トラウトらと来季候補に選出

エンゼルスの大谷翔平(左)とレイズのワンダー・フランコ【写真:Getty Images】
エンゼルスの大谷翔平(左)とレイズのワンダー・フランコ【写真:Getty Images】

レイズのワンダー・フランコには10年超の大型契約提示の報道も

 エンゼルスの大谷翔平投手が今季のア・リーグMVPに輝いた。MLB公式は早くも2022年の受賞者を予想。20歳の新鋭、レイズのワンダー・フランコ内野手の名前を挙げた。

「2022年の全米野球記者協会(BBWAA)のアワード受賞者は……」と題した記事が伝えたところによると、「1年前の時点ではオオタニは怪我の影響で二刀流の天井に達していなかった」とMVPを予想することはできなかったという。またサイ・ヤング賞のロビー・レイ、最優秀監督賞のゲーブ・キャプラーについても同じで「限られた知識の中で1年後を予想するのは難しい」とした。

 しかし「挑戦して損はない」と来季のMVPを早くも予想。本命にはブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.を指名し、ほかにもカルロス・コレア、アーロン・ジャッジ、ホセ・ラミレス、ラファエル・デバースらを候補とした。さらに“常連”のマイク・トラウトも「戻ってくる」と期待した。

 候補の中でも今季70試合出場ながら、ア・リーグ新人王争いでも最終候補に入った20歳を「フランコこそ『未来』だ」と“推薦”。43試合連続出塁を記録し、その間に三振数(48)よりも多くの安打(55)を記録した。「打撃ツールと選球眼は本物であり、持続可能な強みだ。遊撃手というプレミアムなポジションを守っていることを合わせれば、キャリアのこれだけ早い段階でもMVPの話題に上げることができる」と絶賛している。来季21歳とあって、仮に受賞すれば史上最年少の快挙になる。

 地元紙「タンパベイ・タイムズ」は、レイズがフランコに大型契約を提示したと報じた。フランコの母国、ドミニカ共和国の報道として「10年超、1億5000万~2億ドル(約171億~228億円)の契約延長を提示している」と伝えた。超期待の新鋭は来季、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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