明暗分かれたセ6球団ドラ1の1年目 無双だった広島右腕、大卒右腕トリオは苦戦

阪神・佐藤輝明と広島・栗林良吏(左から)【写真:荒川祐史】
阪神・佐藤輝明と広島・栗林良吏(左から)【写真:荒川祐史】

 2021年のプロ野球も大詰め。日本シリーズでヤクルトとオリックスが熱戦を展開中だ。2年ぶりに全143試合が実施されたレギュラーシーズンで、今年の注目ルーキーたちの戦いぶりはどうだったのか。セ・リーグ6球団のドラフト1位選手の成績を振り返る。

○ヤクルト:木澤尚文投手(慶大)
1軍:登板なし
2軍:22試合2勝8敗0S、防御率6.07

○阪神:佐藤輝明内野手(近大)
1軍:126試合101安打24本塁打64打点6盗塁、打率.238
2軍:8試合9安打1本塁打5打点1盗塁、打率.273

○巨人:平内龍太投手(亜大)
1軍:3試合0勝1敗0S0H、防御率14.40
2軍:38試合5勝4敗6S、防御率3.13

○広島:栗林良吏投手(トヨタ自動車)
1軍:53試合0勝1敗37S0H、防御率0.86

○中日:高橋宏斗投手(中京大中京高)
1軍:登板なし
2軍:14試合0勝5敗0S、防御率7.01

○DeNA:入江大生投手(明大)
1軍:4試合0勝4敗0S0H、防御率7.85
2軍:3試合0勝2敗0S、防御率6.00

DeNA入江は4戦4敗で8月に右肘手術、中日・高橋宏は2軍で14試合登板

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