ヤクルト、“本拠地”東京ドームでのキーマンは? 打率4割&5発の主砲が期待大

ヤクルト・塩見泰隆(左)と村上宗隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・塩見泰隆(左)と村上宗隆【写真:荒川祐史】

日本シリーズは神宮球場を使えず、第3戦から東京ドームで行われる

「SMBC日本シリーズ2021」第2戦が21日、京セラドームで行われ、ヤクルトが2-0でオリックスに競り勝ち、対戦成績を1勝1敗のタイとした。セ・リーグ本拠地に舞台を移す23日の第3戦からの3試合は神宮球場ではなく、東京ドーム開催となる。公式戦中は敵地となる東京ドームを得意としていた選手は誰なのか。キーマンを探ってみた。

 東京五輪で神宮球場を使用できなかったこともあり、今季の公式戦では神宮球場(公式戦62試合)に次いで多い16試合で戦った。チーム戦績は7勝6敗3分け。チーム打率.245、チーム防御率4.14はセ・リーグ本拠地6球場ではいずれもワーストだった。そんな東京ドームで期待できる選手は、やはり打線の核、村上宗隆だ。

 東京ドームでは16試合出場して打率.400、5本塁打、17打点。出塁率.535、長打率.727と好成績を残し、神宮球場を除くセ・リーグ本拠地5球場では最も良い成績をマークした。このシリーズでは第1戦で一時勝ち越し2ランを放つなど8打数3安打2打点。東京ドームでの活躍を期待したいところだ。

 塩見は今季、東京ドームで打率.297とハイアベレージを記録した。5本塁打は神宮球場と並んでセ・リーグ本拠地では最高の成績。切込隊長の活躍も期待したいところだ。サンタナは打率.256だったが、4本塁打、11打点と長打力を発揮。本拠地・神宮球場に比べて右中間、左中間の狭い東京ドームでパワーを見せつけたいところだ。

 パ・リーグ本拠地で指名打者制だった第1、2戦はサンタナをDH起用したが、第3戦からは公式戦と同様に右翼へ入る見込みか。いずれにしても、東京ドームで長打力を発揮した3選手がヤクルトのキーマンとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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