今季の12球団ベスト&ワースト助っ人は誰? HR、打点の2冠争った一方、登板ゼロの投手も

広島のテイラー・スコット(左)と西武のマット・ダーモディ【写真:荒川祐史】
広島のテイラー・スコット(左)と西武のマット・ダーモディ【写真:荒川祐史】

楽天はカスティーヨ、ディクソンと共に不振、広島もスコット、ネバラスカスと奮わなかった

【ワースト助っ人】
・打者
○セ・リーグ
 マイク・ガーバー(中日)
○パ・リーグ
 ルスネイ・カスティーヨ(楽天)

・投手
○セ・リーグ
 テイラー・スコット(広島)
○パ・リーグ
 マット・ダーモディ(西武)

 今季は助っ人に苦労した球団が多いシーズンだった。新型コロナ禍で家族の来日が叶わず、退団する選手も複数いた。その中で大きく期待を裏切ることになった1人が中日のガーバー。わずか12試合の出場で打率.156、0本塁打と全く貢献できなかった。かつてレッドソックスと7年7250万ドル(約83億円)の大型契約を結んだ経歴を持つカスティーヨだが、33試合で打率.225、わずか1本塁打。ディクソンと共に1年での退団が決まっている。

 広島のスコットは昨季7試合の登板に終わっていたが、今季も残留。だが、来日2年目は1度も1軍に昇格することなくシーズンが終わり退団となった。また新助っ人のネバラスカスも1試合2回2/3を投げて3安打5四球で3失点。防御率10.13でチームを去ることになった。西武のダーモディは先発、リリーフで計11試合に登板したものの、1勝もできず。防御率5.13で退団となった。

(Full-Count編集部)

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