ヤクルト・サンタナ「マダオワッテナイ」 殊勲の逆転2ランに笑顔弾ける

ヤクルトのドミンゴ・サンタナ【写真:荒川祐史】
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ【写真:荒川祐史】

決勝2ランに「とにかく勝ったので最高です」

■ヤクルト 5ー4 オリックス(日本シリーズ・23日・東京ドーム)

「SMBC日本シリーズ2021」は23日、東京ドームで第3戦が行われ、ヤクルトがオリックスに逆転勝ちし、対戦成績を2勝1敗とした。決勝の逆転2ランを放ったサンタナは「最高な気持ち。とにかく勝ったので最高です」とお立ち台で笑顔を弾けさせた。

 手に汗握るシーソーゲームに終止符を打ったのは助っ人のバットだった。1点ビハインドの7回。先頭の青木が右前安打で出塁。2死一塁で打席に入ったサンタナは2ボールから吉田凌が投じたスライダーを捉えた。「打った瞬間に分かりました」と振り返った打球は右翼スタンドへ。試合をひっくり返す逆転2ランとなった。

 この一発が決勝弾となり、チームは競り勝って2勝1敗と星を1つ先行させた。殊勲のサンタナは「とにかく強く振れる球を待っていました。結果的に最高でした」と振り返ると、24日の第4戦以降に向けて日本語で「マダオワッテナイ」と気持ちを引き締め直していた。

【動画】「マダオワッテナイ!」ファンを笑わせたサンタナのお立ち台の実際の映像

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