大谷翔平が史上初の二刀流「オールMLB」、米解説の見解は？「高い野球IQ」「毎年成長」

元パドレスのヨンダー・アロンソ氏がMLBネットワークの番組で解説を務める

　エンゼルスの大谷翔平投手が23日（日本時間24日）、今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」に選出された。史上初の二刀流選出に番組解説者も「彼が成し遂げてきたことは本当に特別」と称賛した。

　今回の発表はMLBネットワークの番組内で行われ、まずはDH部門の「ファーストチーム」、そして先発投手部門では「セカンドチーム」で大谷が選出された。

　元パドレスのヨンダー・アロンソ氏が出演しており、大谷が二刀流で選出されると「私の中では間違いなくショウヘイ・オオタニです。彼が成し遂げてきたことは本当に特別です。投手としての観点からだけでなく、長打力もあります」と賛辞を送った。

　メジャー移籍当初のスプリングトレーニングでは結果を残せず、打撃フォームをすり足に変更したことなどを振り返りながら「オオタニが取り組んだアジャストするための期間はお見事でした。我々が見てわかるように毎年成長しています。彼がMVPに選出される理由がわかります」と語っていた。

　さらに解説者のトム・バーデュッチ氏も「彼が凄く高い野球IQを備えていることを、それ（レッグキックをやめた打撃フォームに変えたこと）が示していると思います。（打撃、投球、走塁などを含め）フィールド上であらゆることを上手にこなしてしまいます」とお手上げ状態だった。

（Full-Count編集部）