FAのエンゼルス右腕がジャイアンツに移籍か 米記者「猛アタックしている」

エンゼルスからFAとなったアレックス・コブ【写真:Getty Images】
エンゼルスからFAとなったアレックス・コブ【写真:Getty Images】

コブは今季18試合登板で8勝3敗、防御率3.76だった

 エンゼルスからFAになったアレックス・コブ投手がジャイアンツに移籍する可能性を米メディアが伝えた。大谷翔平投手の9勝に次ぐチーム2位タイの8勝を挙げた34歳右腕は、今季ナ・リーグ西地区を9年ぶりに制したジャイアンツと交渉を重ねているようだ。

 米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者のツイートを引用。ジャイアンツがコブに「猛アタックしている」という。

 オリオールズからエンゼルスにトレードで加入したコブは今季、2度故障者リスト入りしたものの18試合登板で8勝3敗、防御率3.76をマーク。投球回は多くなかった(93回1/3)が、奪三振率(24.9%)、空振り率(11.2%)、ボール球を振らせた割合を示すチェイスレート(34.6%)でキャリア最高を記録した。記事は「時に怪我に苦しみながらも、エンゼルスである意味、復活を遂げた」と評価している。

 ジャイアンツはまた、FAとなっていたアンソニー・デスクラファニ投手と3年3600万ドル(約41億4200万円)で再契約を結んだ。右腕は今季31先発で13勝7敗、防御率3.17をマークした。さらに記事によると、今季10勝を挙げた左腕、アレックス・ウッド投手との再契約も間近だという。球団記録の107勝を挙げて地区優勝を遂げたが、プレーオフではドジャースに地区シリーズで敗れたジャイアンツ。来季へ着々と手を打っている。

(Full-Count編集部)

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