ヤクルト20年ぶり日本一! 村上、山田、青木も涙…高津監督が10度宙を舞う

勝利投手になったヤクルトのスコット・マクガフ【写真:共同通信社】
勝利投手になったヤクルトのスコット・マクガフ【写真:共同通信社】

延長12回2死から代打川端が決勝打で激戦に幕

■ヤクルト 2ー1 オリックス(日本シリーズ・27日・ほっと神戸)

「SMBC日本シリーズ2021」第6戦が27日にほっともっと神戸で行われ、ヤクルトがオリックスに延長12回の激闘の末に勝利。対戦成績を4勝2敗として2001年以来、20年ぶりの日本一に輝いた。セ・リーグ球団の日本一は2012年の巨人以来、9年ぶりとなった。

 試合開始から5時間を超える大熱戦。マクガフが二ゴロで最後のアウトを奪うと、中村、川端らが涙を流しながらマウンド付近で歓喜の輪をつくった。高津監督は10度、宙を舞った。

 序盤から投手戦が続いた。ヤクルト先発・高梨は相手先発の山本に一歩も引かず、4回まで両軍無得点。5回2死二塁から塩見が三遊間を破る先制適時打で均衡を破った。直後に福田の左前適時打で同点とされ、その後は膠着状態が続いた。延長12回、2死から捕逸で走者を二塁に進めると、代打川端が左前にポトリと落ちる適時打で熱戦に終止符を打った。

 20日の第1戦は2点リードを守れず9回に逆転サヨナラ負けを喫したが、第2戦から3連勝で王手を掛けたヤクルト。25日の第5戦は1点差ゲームを落としたが、この日は接戦を制し、ついに栄冠を手にした。

(Full-Count編集部)

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