エンゼルスから右腕が“流出”　今季8勝のコブがジャイアンツと「契約間近」と米報道

34歳のコブは大谷翔平の9勝に次ぐチーム2位タイの8勝をマーク

　エンゼルスからFAとなっていたアレックス・コブ投手がジャイアンツと契約合意間近だと複数の米メディアが報じた。34歳の右腕は今季18試合登板、8勝3敗、防御率3.76の成績を残した。

　米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」はMLBネットワークのジョン・ヘイマン記者の情報を引用し、、「ジャイアンツがアレックス・コブとの契約をまとめている」との見出しで伝えた。契約内容は明らかになっていないが、「ルーマーズ」が以前に報じたFAトップ50の記事でコブは39位で、契約内容予想は2年1600万ドル（約18億円）だった。他に米TV局「CBSスポーツ」や「NBCスポーツ・ベイエリア」なども伝えている。

　オリオールズからエンゼルスにトレードで加入したコブは今季、2度故障者リスト入りしたものの大谷翔平投手の9勝に次ぐチーム2位タイの8勝を挙げた。今オフにノア・シンダーガード、マイケル・ローレンゼン、アーロン・ループを獲得するなど投手補強を進めるエンゼルス。一方で貴重な先発右腕がチームを去る。

（Full-Count編集部）