栗山ジャパン、初陣は来年3月5日の台湾戦 稲葉&小久保時代は激戦スタート

就任会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
就任会見に臨んだ侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

来年3月5、6日に東京ドームで「ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2022」

 前日本ハム監督の栗山英樹氏が、野球日本代表「侍ジャパン」トップチームの監督に就任した。2日に都内のホテルで行われた記者会見では、初陣となる試合日程も発表。来年3月5、6日に東京ドームで「ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2022」で台湾と戦う。

 栗山監督は会見で「日の丸をつける意味、重さ、責任。そういったものを心の底から感じています。日本野球のために結束して、23年WBCで優勝できるように全力を尽くしていきます」と宣言。短い準備期間でのチームづくりを迫られる中、メンバー選考については「先入観を持たないようにとは思っています」とフラットな視点で見極める意向を示した。

 重要な船出となる初戦は、もう3か月後に迫っている。前任の稲葉篤紀氏の初陣は2017年11月16日に東京ドームで行われた「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」の韓国戦。大激戦の末に8-7でサヨナラ勝ちを収めて滑り出した。

 小久保裕紀監督時代は、2013年11月8日に台湾で行われた「BASEBALL CHALLENGE 2013」の台湾戦が初陣。3時間39分の熱戦の末、4-2で逆転勝利している。果たして“新生・栗山ジャパン”は白星でスタートを切れるのか注目が集まる。

(羽鳥慶太 / Keita Hatori)

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