阪神梅野、FA権行使せず残留「このチームで優勝したい。引っ張っていきたい」

阪神・梅野隆太郎【写真:荒川祐史】
阪神・梅野隆太郎【写真:荒川祐史】

今季国内FA権を取得していた

 阪神は3日、梅野隆太郎捕手が今季取得した国内FA権を行使せず残留すると発表した。

 梅野は球団を通じて「今年あと少しのところで優勝を逃して本当に悔しい思いをして、やっぱりこのチームで優勝したい。その思いが一番でした。今のチームは年齢的にも若いチームで、絶対にこれからもっと強くなっていきますし、タイガースを引っ張っていきたいという思いです。本当にこのメンバーとこれからも野球をしたい、みんなと優勝したいという思いで残留することを決めました」と決断に至った経緯を説明した。

 2013年ドラフト4位で入団。新人時代からマスクを被り、チームを支えてきた扇の要は「考えさせてもらう時間はたくさんいただいて、阪神球団の方にもたくさんお話しをいただいた中で、自分自身で考えに考え抜いて出した結論なので、少し時間はかかってしまいましたが、今はこのチームで絶対に優勝するという思いだけです。タイガースファンの方々からの声や思いも届いていましたし、自分自身の決断を後押ししてくれました。来年こそはこのチームのみんなとタイガースファンのみなさんと、一緒に喜びを分かち合いたいです」と決意を口にした。

(Full-Count編集部)

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