「重圧や不安は成功のパートナー」DeNAドラ2右腕を支える大阪桐蔭監督の“金言”

DeNA新入団選手発表会見に出席した徳山壮磨【写真:球団提供】
DeNA新入団選手発表会見に出席した徳山壮磨【写真:球団提供】

ドラフト2位の徳山は背番号15「横浜の15番と言ったら徳山と憧れられるように」

 DeNAのドラフト2位、徳山壮磨投手(早大)が、母校・大阪桐蔭高・西谷浩一監督の言葉を胸にプロの舞台に飛び込む。3日に横浜市内のホテルで行われた新入団選手発表会に出席し、「プレッシャーや不安は成功するためのパートナー、それなしで成長していけないと言われたことが印象に残っています。ありがたい言葉で自分の中で印象に残っています」と明かした。

 150キロ近い速球とスライダーを武器とする本格派右腕。大阪桐蔭高時代には3度の甲子園を経験し、3年春には全国制覇に貢献した。早大でも1年春から活躍したが、4年春に3勝2敗、防御率3.54。「大学で4年生の春に苦しんでいたというか、結果が出ない時に、ご相談して。その時にそういう言葉をいただいて、その言葉が自分の中で響いて。大事にしている言葉ですね」と明かした。

 西谷監督にはドラフト会議後に挨拶した。「すごく徳山に合っている球団、と言ってもらいました。いい報告ができて良かったです」。背番号「15」については「巨人に移籍した井納選手が付けていた番号という印象があります。しっかり自分の番号にして、横浜の15番と言ったら徳山だよね、と憧れられるように頑張りたい」。名将の金言を支えに奮闘していく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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