西武・山川、2年連続4000万円減の1億3000万円で更改 「来年何億円もアップさせる」

契約更改交渉に臨んだ西武・山川穂高【写真:宮脇広久】
契約更改交渉に臨んだ西武・山川穂高【写真:宮脇広久】

渡辺GMから激励「去年と今年のダウンを1発で取り返せるように、来年頑張れ」

 2年連続の不振に終わった西武の山川穂高内野手が5日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4000万円減の1億3000万円でサインした。今季は開幕直後に左ハムストリングの肉離れで1か月以上戦線離脱。110試合出場、打率.232、24本塁打66打点にとどまった。(金額は推定)

 2018、19年には47本塁打、43本塁打を放って2年連続タイトルを獲得し年俸を2億1000万円まで上げた。しかし、昨年は右足首の負傷などで打率.205、24本塁打73打点に終わり、年俸は今オフと同じ“4000万円減”の1億7000万円に。今季もまたケガに苦しんだ。

 渡辺久信GMから「去年と今年のダウンを1発で取り返せるように、来年頑張れ」と激励されたと言うが、山川は「それどころか来年はとんでもない数字を出して、何億円もアップさせる気持ちでやる」と応じた。

 今季の最後の2発には手応えがあった。10月20日の日本ハム戦でアーリンから放った右中間への23号、翌21日のオリックス戦で平野から打った左越え24号だ。「本塁打王を取った時のような、ボールが大きく、遅く見える感覚があった」と来季へ向けて自信を示した。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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