西武・源田、4000万円増の1億9000万円で更改 失策最少も「まだちょっと多い」

契約更改交渉に臨んだ西武・源田壮亮【写真:宮脇広久】
契約更改交渉に臨んだ西武・源田壮亮【写真:宮脇広久】

初の盗塁王、4年連続4回目のゴールデン・グラブ賞

 西武の源田壮亮内野手が5日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の1億9000万円でサインした。今季は24盗塁でロッテ・荻野、和田、日本ハム・西川と並び初の盗塁王に輝いた。遊撃手として4年連続4度目のゴールデン・グラブ賞に選出された。(金額は推定)

 今季はプロ5年目で自己最少の8失策と安定した守備もみせたが「まだちょっと多い。精度を高められるように練習したい。そこ(ノーエラー)に近づけられたら」と反省を口にした。

 5月には新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱し、今季トータルで119試合出場、打率.272、出塁率.319、2本塁打29打点の成績を残したが「打つ方ではなかなか貢献できていないので、頑張りたい」と課題も口に。秋季練習では、前ソフトバンク打撃コーチで新任の平石洋介コーチから指導を受け、「上半身と下半身を連動させる練習をした。これが自分のものになれば、変われそうだと感じた」と手応えを感じている。

 8月29日には妻で元乃木坂46の衛藤美彩さんの第1子妊娠を発表。「楽しみです。チームに先輩パパがいるので勉強したい」と照れ笑いを浮かべた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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