千賀滉大は「来オフにメジャーから注目」 オプトアウト付き5年契約に早くも米熱視線

ソフトバンク・千賀滉大【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:荒川祐史】

ソフトバンクの千賀は年俸6億円でオプトアウト付きの5年契約を結ぶ

 ソフトバンクの千賀滉大投手は今オフの契約更改交渉で来季から年俸6億円でオプトアウト付きの5年契約を結んだ(金額は推定)。メジャーリーグ挑戦の希望も残した契約に米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も「来オフにメジャー球団から注目に値する複数年契約を問題なく引き寄せるに違いない」と注目している。

 今季の千賀は両ふくらはぎのコンディション不良で出遅れ、開幕に間に合わなかった。1軍復帰してからも前半戦は苦しい投球内容が続いていたが、東京五輪ではリリーフとして金メダルに貢献。勢いそのままに後半戦は大車輪の活躍を見せ、11試合で9勝をあげて6年連続2桁勝利を達成した。

 今季中に国内FA権を取得したものの、権利は行使せずに残留することになった右腕を記事では「この契約は2022年シーズン後にセンガがメジャーに挑戦する可能性を残すオプトアウトの権利がある」と指摘。今シーズンの成績についても「後半戦の力強い活躍は、健康面への疑問を払拭できる助けになる」と伝えている。

 千賀はこれまでポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を球団に要望していた。来季中には海外FA権を取得する見込みで、メジャー挑戦の場合のみ今回の契約を破棄できる内容となっている。

 早ければ来オフにもメジャー挑戦の可能性がある右腕について「もし2022年も怪我無くこの調子のピッチングができれば、センガは来オフにメジャー球団から注目に値する複数年契約を問題なく引き寄せるに違いない」と、大きな期待を込めていた。

(Full-Count編集部)

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