鷹・大竹耕太郎はダウン提示を保留　今オフ1人目の保留者「話す機会を大事にしたい」

今季は2試合の登板に終わり「1年に1度しか球団とこうして話す機会はないので」

　ソフトバンクの大竹耕太郎投手が7日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、球団からのダウン提示を保留した。このオフではチームの1人目の保留となった左腕は「球団の方針であったりそういうものと自分の思い、考えが今日の中では合わない部分があった」と語った。

　大竹は今季、開幕ローテ入りを果たしたものの、初先発となった3月31日のオリックス戦で3回7失点でKOされた。翌日に出場選手登録を抹消されると、その後は2軍で好投してもなかなかチャンスは来ず、シーズン終盤の10月15日まで1軍再昇格はなかった。ウエスタン・リーグでは20試合に登板して8勝3敗、防御率3.28という成績だった。

　交渉後に報道陣に対応した大竹は「1年に1度しか球団とこうして話す機会はないので、大事にしたい。この時間だけで決めるのではなく、時間をかけたい。目先のお金ために話しているわけではなく、モチベーションとかのことかなと思うので、それをこの1時間以内で無理して終わらせる必要はないかな、と思いました」と語っていた。

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）