中日戦力外の井領が現役引退 SNSで表明「悔いはない」、14年“落合ドラフト”で入団

現役引退を発表した中日・井領雅貴【写真:荒川祐史】
現役引退を発表した中日・井領雅貴【写真:荒川祐史】

自身のインスタで思い語る「むしろこの歳まで大好きな野球が出来て本当に幸せ」

 今季限りで中日を戦力外となっていた井領雅貴外野手が7日、自身のインスタグラムで現役引退を明らかにした。「たくさん考えたのですが今年で野球を引退する決断をした事を報告させていただきます。大好きな野球を辞めるというのは寂しい思いもありますが悔いはありません!」などと綴っている。

 11月に32歳を迎えた井領。投稿では「むしろこの歳まで大好きな野球が出来て本当に幸せでした」と率直な思いを語った。その上で「来年からは第二の人生、不安な事もありますが家族を支えていけるように頑張ります!!」と決意新た。関係者やファンへの感謝を述べ「またいつか野球に携われたら嬉しく思います!」とまとめた。

 2014年ドラフト6位で中日に入団。当時の落合博満GMの意向が大きく反映され、即戦力候補としてプロの門を叩いた。徐々に出場機会を増やし、昨季はキャリア最多の79試合に出場。今季は外野のレギュラー獲りも期待されたが、38試合にとどまり、打率.219、1本塁打、2打点。10月に戦力外通告を受けていた。プロ通算7年で216試合、打率.225(369打数83安打)、2本塁打、27打点だった。

(Full-Count編集部)

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