西武多和田、最速146キロで無安打 “ドラ1”たちのトライアウトの結果は?

今季戦力外通告を受けていた吉田一将、多和田真三郎、高橋大樹【写真:荒川祐史】
今季戦力外通告を受けていた吉田一将、多和田真三郎、高橋大樹【写真:荒川祐史】

かつてのドラフト1位が6人参加した

 12球団合同トライアウトは8日、33選手が参加して行われた。かつてドラフト1位指名を受けて入団した男たちも、再びユニホームを着る機会を求めて必死にアピールした。

 投手では2015年ドラフト1位で、今季は育成契約だった西武多和田真三郎投手が最速146キロでアピールした。先頭の元DeNA松尾にストレートの四球こそ与えたが、元楽天片山を二ゴロ、中日武田を左飛に打ち取った。2019年オフに自律神経失調症であることを公表。「野球を続けていければ」と話していた右腕が無安打で出番を終えた。

 2010年ドラフト1位で阪神入りした西武榎田大樹投手は、阪神藤谷、日本ハム今井を打ち取ったが阪神荒木に左中間二塁打を許した。2013年のドラフト1位、オリックス吉田一将投手は、1四球を与えたものの安打は許さなかった。2007年大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団した日本ハム村田透投手は、元楽天フェルナンドから見逃し三振を奪ったが、中日武田と元楽天中村に連続安打を浴びた。

 野手では2012年ドラフト1位の広島高橋大樹外野手が6打数無安打。6打席目は西武小川からフェンス手前の打球を放ったが、一歩及ばなかった。2005年高校生ドラフト1巡目で投手として楽天に入団した片山博視外野手は野手として参戦。4打数無安打で迎えた第5打席、巨人古川の147キロを弾き返して左前打とした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY