大物2選手流出も「世界の終わりではない」 ドジャースが来季へ希望を見出せる理由

ドジャースから流出したマックス・シャーザー(左)とコーリー・シーガー【写真:Getty Images】
ドジャースから流出したマックス・シャーザー(左)とコーリー・シーガー【写真:Getty Images】

LAタイムズ「パニックを起こす理由はない」

 今季106勝を挙げながらナ・リーグ西地区2位に終わり、プレーオフでは優勝決定シリーズでブレーブスに敗れたドジャース。このオフにはマックス・シャーザー投手がメッツ、コーリー・シーガー内野手がレンジャーズへ“流出”するなど、ファンとしては気を揉む状況になっているが、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「世界の終わりではない」と主張。「パニックを起こす理由はない」とし、その理由を示している。

 今季途中にナショナルズからトレード移籍でドジャースに加入したシャーザーは両球団で計30試合に登板し、15勝4敗、防御率2.46をマーク。記事は「素晴らしい投手だ。ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票は3位だった。殿堂入りも確実な選手だ」と称賛する一方、「37歳で、(プレーオフで)腕に痺れを感じる事態に見舞われている。彼はドジャースに求められた役割を果たし、プレーオフで疲労を感じた。我々は、ドジャース以外のチームと対戦する際に彼の幸運を祈っている」と伝えている。

 生え抜きであるシーガーのレンジャーズ移籍に関しては「我々に少し苦痛を与えるものだ。彼が優秀な選手に育つ姿を見てきた。そんな彼が去るのは悲しい」と惜別の思いを記した上で、シーガーに代わる遊撃手として今季途中にナショナルズから交換トレードで獲得したトレイ・ターナーがいると説明。記事は2016年以降の両選手の成績を比較し、「かなり接戦だ」と解説している。実際に、打率:シーガー.295、ターナー.304、出塁率:.364、.359、長打率:.501、.495、本塁打:100、102、盗塁:10、201、WAR:19.7、24.5と拮抗した数字が多く、盗塁やWARではターナーが大きく上回っている。

 シャーザーとシーガーが抜けた現時点のドジャースは「昨年よりは劣るだろう」と評価するが、ドジャースが現在のロースターでキャンプに入るとは「思えない」とも。ポジティブなニュースとしてユーティリティのクリス・テイラーと再契約したことを挙げる。クレイトン・カーショーとケンリー・ジャンセンはFA市場に残っており、カーショーはドジャースかレンジャーズと契約する見込みだという。

 現時点でのロースターを見ると、ローテーションにはウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリンがいて、さらにデビッド・プライスや今オフに獲得したアンドリュー・ヒーニーらも加えることができることに言及。トミー・ジョン手術を受けたダスティン・メイはオールスター明けに復帰の見込みとなっている。こうした状況を踏まえ、記事は「パニックを起こす理由はない」と指摘している。

(Full-Count編集部)

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