新人王、記者投票の内訳 広島栗林とオリ宮城が受賞、3割20本のDeNA牧らの得票は?

DeNA・牧秀悟(左)と阪神・佐藤輝明【写真:荒川祐史】
DeNA・牧秀悟(左)と阪神・佐藤輝明【写真:荒川祐史】

広島の栗林は53試合に登板し0勝1敗37セーブ、防御率0.86

 日本野球機構(NPB)は15日、都内で「NPBアワード2021 supported by リポビタンD」を開催した。各賞の受賞者が発表され、注目の新人王はセ・リーグが広島の栗林良吏投手、パ・リーグはオリックスの宮城大弥投手が受賞した。

 MVPは新聞社、通信社、放送局のプロ野球記者で取材歴5年以上のキャリアを持つ者に投票資格が与えられている。セ・リーグは栗林とDeNAの牧秀悟内野手の争い、パ・リーグは高卒2年目の宮城がぶっちぎりだった。

 まずはセ・リーグ。ルーキーながら守護神として53試合に登板し0勝1敗37セーブ、防御率0.86の栗林には投票総数306票のうち、201票が投じられて選出。ライバルと見られていた牧には76票が投じられた。また、ヤクルトの奥川恭伸投手に12票、24本塁打を放った阪神の佐藤輝明内野手にも8票、盗塁王に輝いた阪神・中野拓夢内野手には5票、10勝をマークした伊藤将司投手には4票が入った。

 一方のパ・リーグでは13勝を挙げた宮城が投票総数286票のうち255票を集め断トツ。10勝をマークした日本ハム・伊藤大海投手に21票が入り、オリックス・紅林弘太郎内野手、楽天・早川隆久投手にも4票、ロッテ・佐々木朗希投手には2票が投じられた。

(Full-Count編集部)

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