巨人・坂本が1億円増、鷹・栗原も2倍近い3600万円増 侍戦士アップ続く15日の更改

巨人・坂本勇人【写真:荒川祐史】
巨人・坂本勇人【写真:荒川祐史】

怪我で不振の鷹・今宮は現状維持でサイン

 15日も各球団で契約更改が行われた。巨人の坂本勇人内野手は1億円増の年俸6億円でサイン。2019年から5年契約を結んでおり、3年目の今季までは年俸が固定されていた。3年間の実績を買われ「いい活躍をしてくれたと言われた。すごくいい評価をしてもらった」と満足そうに話した。

 また、パ・リーグ4位に終わったソフトバンクの栗原陵矢捕手は、今季の4400万円から3600万円アップの年俸8000万円でサイン。交渉後の会見では「順位が順位ですし、納得いく成績でもなかったので、まだまだやらないといけない」とさらなる上昇志向を口にした。外野両翼の他に三塁、一塁もこなすマルチな働きを見せた上、打撃でも打率.275、21本塁打とキャリアハイのシーズンとなった。

 4年契約の3年目を終えた今宮健太内野手は現状維持の2億9000万円でサインした。今季は序盤からふくらはぎの状態が万全ではなく、125試合出場に終わった。打率.214、4本塁打、30打点と打撃も振るわなかった。

 板東湧梧投手は金額提示を受けたものの保留した。今季は自己最多の44試合に登板し0勝2敗1セーブ、16ホールド、防御率2.52という好成績。アップ査定にも「自分の考えとのギャップがあった」とし、後日再交渉を行う。(金額は推定)

(Full-Count編集部)

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