鷹・和田毅、現状維持1.5億円で契約更改 松坂世代最後の1人「僕も刺激を」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・和田毅【写真:代表撮影】

来季が2年契約の2年目「日本シリーズまで戦っていけるように」

 ソフトバンクの和田毅投手が16日、PayPayドーム内で契約更改交渉を行い、現状維持の1億5000万円で来季の契約を結んだ。2020年オフに2年契約を結んでおり、来季が2年目となる。(金額は推定)

 プロ19年目の今季は開幕ローテ入りを果たすと、4月までに2勝をマーク。ただ、その後はなかなか白星に恵まれずに、9月20日の楽天戦を最後に左肩のコンディション不良で戦線を離脱した。今季は18試合に先発して5勝6敗、防御率4.48に終わり「ポストシーズンも戦うことができなかったですし、貢献できなかった。自分の投げた試合で6敗もしているワケですし、責任を感じている」と悔しさを滲ませた。

 来季はプロ20年目の節目の年。松坂大輔氏が引退し「松坂世代」の最後の現役選手になる。「選手は1人ですけど、松坂世代が1人になった感覚はない。コーチもいますし、解説で来る同級生もいますし、いろんな形で立場は違えど、刺激をもらえる間柄なので、僕も刺激を与えられるようにしたい」と意気込みを口にし「野球をここまでやれているのはありがたいこと。しっかり来年こそ1年、日本シリーズまで戦っていけるようにしたい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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