DeNA山崎康晃が1年契約で更改　メジャー挑戦への思いは「強くあります」

今季は60試合に登板して27ホールド1セーブ、防御率3.27

　DeNAの山崎康晃投手が17日、横浜スタジアム内で契約更改交渉を行い、1年契約で来季契約にサインした。今季中に国内FA権を取得したが、今月7日に行使しないことを発表している。

　今季はチームでエスコバーに次いで2番目に多い60試合に登板し、3勝2敗27ホールド1セーブ、防御率3.27。三嶋の不振でクローザーを務めたこともあった。夏の東京五輪では侍ジャパンの一員としてリリーフで2試合（2イニング）を無失点に抑え、金メダル獲得に貢献した。

　球団側へは2019年オフの契約更改時から、将来的なメジャー挑戦の思いを伝えている。順調なら2023年シーズン中に海外FA権の資格取得条件を満たす。現在の思いについて聞かれると「強くあります。来年は横浜の優勝のためにやっていく。その先には自分の夢もあります」と口にした。

（宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki）