鷹・柳田悠岐が“真面目宣言” 人生初のキャプテン就任「変えるべきところ変える」

契約更改交渉に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:代表撮影】
契約更改交渉に臨んだソフトバンク・柳田悠岐【写真:代表撮影】

イメージするキャプテン像として「真面目で練習をたくさんする人」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が17日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の6億1000万円から1000万円増の年俸6億2000万円で来季の契約にサインした。2002年の松井秀喜氏(巨人)を抜き、日本人野手史上最高年俸を更新。キャプテンに就任する来季に向けて「真面目に一生懸命やることは決めてやります」と“マジメ宣言”だ。(金額は全て推定)

 2019年オフに7年契約を結び、来季が3年目となる柳田。今季は141試合に出場し、いずれもチームトップとなる打率.300、28本塁打80打点の成績をマークし、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として東京五輪で金メダルも獲得。ただ「金メダル取れたところが最高の思い出。そこからは苦しいシーズンになりました。毎日怪我なくできたのはいいことでしたけど、納得のいかないシーズンでした」と後悔の思いが強い。

 来季は藤本博史新監督からの任命でキャプテンに就任する。当初は拒否したというものの「断れなかったです」と受諾。「ある意味、プラスに捉えて、個人的に変えるべきところは変えていこうと思っています」と“変身”も志している。

 これまでの野球人生でキャプテンを務めたことは1度もない。イメージするキャプテン像として「真面目で練習をたくさんする人」と挙げ「アマチュアの時のキャプテンはみんなそんな感じだった」。初のキャプテンという大役に「真面目に一生懸命やるというのは決めてやります」と意気込みを語った。

「優勝するために自分の実力を出していきたい。一生懸命、真面目にそれだけ。あとは結果を出すだけです」という柳田。今年4位に終わった悔しさを胸に、V奪還に向けてチームを引っ張っていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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