ソフトバンクのプロテクト28人を大胆予想　大物が外れる可能性も…中日の選択は？

又吉はBランクと見られ、金銭か人的による補償が必要に

　中日から国内FA権を行使した又吉克樹投手がソフトバンクに移籍することが決まった。今後、注目を集めるのが、又吉の補償について。又吉は金銭ないし人的補償が必要なBランクの選手と見られる。仮に中日が人的補償を選択した場合、誰がターゲットになるのだろうか。

　移籍先球団、今回であればソフトバンクは今秋ドラフトで指名したルーキーと外国人選手を除く支配下選手の中から28人までプロテクトすることができる。そこで、今季の働きや将来性を考慮し、あくまで編集部独自の考えとして、プロテクト枠28人を予想した。

【投手】15人
津森、東浜、武田、甲斐野、田中、石川、森、杉山、千賀、高橋純、古谷、板東、泉、松本、笠谷

【捕手】3人
甲斐、栗原、海野

【内野手】6人
今宮、周東、牧原大、井上、リチャード、三森

【外野手】4人
中村晃、柳田、笹川、上林

　リーグトップの防御率3.25を誇った投手陣は厚めの15人を選んだ。若く、将来性のある投手たちが多く、頭を悩ませるポイントだ。泉や板東、甲斐野といった若手はリリーフとしても期待されている面々。近年、不振が続く武田も持ち得るポテンシャルは随一のものがある。プロテクトから外れれば、真っ先にターゲットになる選手だけに28人に入れた。中堅になりつつある高橋純や松本といった辺りの判断は難しいところか。