大谷翔平&鈴木誠也が牽引 広島ドラ1大砲や“新庄2世”ら戦力外…94年世代の明暗

エンゼルス・大谷翔平(左)と広島・鈴木誠也【写真:AP、荒川祐史】
エンゼルス・大谷翔平(左)と広島・鈴木誠也【写真:AP、荒川祐史】

楽天瀧中、ロッテ佐々木千は飛躍の年に

 エンゼルスの大谷翔平投手を筆頭に、1994年4月から95年3月に生まれた「1994年世代」は注目される選手が多い。今オフに広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手らが世代を引っ張っている。そんな“大谷世代”の主な選手の今季を振り返っていきたい。

 1994年世代のトップを走るエンゼルス・大谷は投打の二刀流としてフル回転。9勝&46本塁打と規格外の活躍を見せた。オフは表彰ラッシュとなり、日本人初の満票MVPを受賞。真価を問われたメジャー4年目で満点の活躍を見せた。広島・鈴木誠も打率.317、38本塁打、88打点。2度の首位打者に輝き、カープの主砲として申し分のない活躍を見せた。大リーグへの移籍交渉はストップしているものの、来季は異国での活躍が期待される。

 世代を引っ張る2人だけでない。中日・柳裕也投手は防御率2.20、168奪三振で投手タイトル2冠を獲得。楽天の瀧中瞭太投手は開幕ローテーション入りして初の10勝をマークした。2016年ドラフトで外れ1位で5球団が競合したロッテ・佐々木千隼投手は自己最多54試合登板して8勝、26ホールド、防御率1.26と好成績。飛躍の1年となった。

広島12年ドラ1高橋大樹、中日の“新庄2世”武田健吾は戦力外通告

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY