2022年は誰がブレークする? 燕奥川の1年後輩…10代のスター候補10選手を厳選

広島・小林は燕・村上から2三振、20年高卒ドラ1の3選手は1軍出場機会なし

〇小林樹斗投手(広島=2003年1月16日生まれ)
 智弁和歌山高から2020年ドラフト4位で入団。シーズン当初はファームで体作りに励み、ウエスタンでは8試合登板、0勝2敗、防御率3.30。シーズン最終戦だった11月1日のヤクルト戦(神宮)でプロ初登板初先発。3回2/3を6安打6奪三振6失点だったが、村上から2三振を奪うなど大器の片鱗を見せた。

〇高橋宏斗投手(中日=2002年8月9日生まれ)
 中京大中京高から2020年ドラフト1位で入団。高校では最速154キロをマークし、世代ナンバーワンと評された右腕はウエスタンで14試合登板、0勝5敗、防御率7.01だった。目指していた1軍登板は2022年シーズンに持ち越しとなった。

〇山下舜平大投手(オリックス=2002年7月16日生まれ)
 福岡大大濠高から2020年ドラフト1位で入団。身長189センチ、93キロの大型右腕は1軍登板はなく、ウエスタンで18試合登板(17先発)、2勝9敗、防御率5.48だった。2年目の2022年は1軍デビューが期待される。

〇井上朋也内野手(ソフトバンク=2003年1月28日生まれ)
 花咲徳栄高から2020年ドラフト1位で入団。高校通算50本塁打を誇る将来の大砲候補は1軍出場機会はなかったが、ウエスタンで45試合、打率.246(122打数30安打)3本塁打11打点。3軍で70試合、打率.256(242打数62安打)、8本塁打41打点と貴重な経験を積んだ。

〇中山礼都内野手(巨人=2002年4月12日生まれ)
 中京大中京高から2020年ドラフト3位で入団。遊撃手として坂本勇人の後継者候補の一人とされ、1軍出場機会はなかったが、イースタンで44試合、打率.309(165打数51安打)をマーク。特に9、10月は21試合で打率.380(79打数30安打)をマークし、9・10月度の「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞した。

(Full-Count編集部)

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