元阪神ボーアがメキシコ移籍 4か国目の挑戦…球団幹部「理想的なプロフィール」

元阪神のジャスティン・ボーア【写真:荒川祐史】
元阪神のジャスティン・ボーア【写真:荒川祐史】

6月に韓国プロ野球LG入りも32試合で打率.170…自由契約に

 元阪神のジャスティン・ボーア内野手が、メキシカンリーグに所属する「ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ」に移籍した。球団が公式ツイッターで発表。米国、日本、韓国と渡ってきた33歳にとっては、4か国目の挑戦となる。

 2020年に、メジャー通算91本塁打の実績をひっさげ阪神に入団。NPB通算99試合で打率.243、17本塁打に終わり、わずか1年で退団した。今季はメジャー復帰を目指してジャイアンツ傘下3Aサクラメントに所属していたが、6月に韓国プロ野球のLG入り。ただ、新天地では32試合で打率.170、3本塁打、17打点の記録で、結果が残せずに自由契約となっていた。

 ディアブロスの公式サイトでは、獲得の経緯を紹介。今季チームで15本塁打を放った一塁手のジョン・シングルトンがブルワーズ傘下と契約したため、代役のパワーヒッターが必要になったという。ボーアについて「私たちが求めている理想的なプロフィールを彼が持っていると考えている」と語った球団関係者の談話も添えた。

 アジアで思うような結果を残せず、求めた新天地は中米。球団公式ツイッターも「ジャスティン・ボーアが2022年、#歴史を作る ために一味に加わる」との趣旨のメッセージを添え、期待感を示した。

【入団発表】元阪神ボーアの加入を伝えた公式ツイート

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