大谷翔平が「年間最優秀アスリート」受賞 選出の米老舗メディア「議論バカみたい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

スポーティング・ニュース選出「見るものの口をあんぐり開けさせた」

 米老舗メディア「スポーティング・ニュース」は30日(日本時間31日)、エンゼルスの大谷翔平投手を「年間最優秀アスリート」に選出した。打者としてリーグ3位の46本塁打、投手として9勝を挙げた二刀流の歴史的シーズンにまた新たな勲章。「規範を破壊し、見るものの口をあんぐり開けさせた」と称えた。

 同メディアは、議論の余地すらなかった選考経緯を紹介。「年間最優秀アスリートを選ぶのはしばしば気の遠くなる作業だ。検討しなければいけないことが山ほどある」と頭を悩ますこともあるというが、今季は例外だったよう。「時には答えがあまりに明白で、議論し続けることがバカみたいに思えることがある。2021年もそんな年だった。全てはショウヘイ・オオタニがいたからだ」と続けた。

 メジャー史を塗り替え続け、満票でア・リーグMVPを受賞。「今季エンゼルスのために、さらに球界全体のためにしたことは、あまりにアメージングすぎて、どのアスリートが最高のシーズンを過ごしたかという議論をほとんど意味のないものにしてしまった」とも。大谷以外考えることはできず「迷う必要なく、彼がスポーティング・ニュースの2021年最優秀アスリートだ」とあらためて賛辞を送った。

(Full-Count編集部)

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