大谷翔平、歴史的1年でスポーツカードも高騰　最大で100倍、成長率は1328％

成長を続けたスポーツカード業界で、価格が跳ね上がった一枚を紹介

　2021年シーズンは投打で歴史的な躍動を見せ、ア・リーグMVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平投手。その姿は、スポーツカードの世界にも大きな影響を与えたようだ。ゲームやスポーツ、ストリートウェア、ヒップホップなどに特化した米カルチャーメディア「ONE37pm」では、1年で高騰したカードをランキング形式で紹介している。

　同メディアの公式ツイッターでは、スポーツカード業界が成長を続けてきたことに触れ「1年を通して新しい高みに達した。価格が落ち着いても、スポーツカードの需要は昨年と比較してもずっと大きかった」と強調。その中でも、トップアスリートたちの一枚は価格が跳ね上がった。大谷はトップ10のうち、4位と7位に2枚が入った。

　4位のカードは米1年目の2018年に発売され、打撃姿が切り取られている一枚。「昨年は20ドル（約2300円）から売られていたにも関わらず、直近では750ドル（約8万6000円）で売れた」と紹介。さらに「夏には最高値2000ドル（約23万円）をつけ、それ以降は下落しているが前年比成長率を見ると、このカードは1328％だった」という。

　一時は100倍にも跳ね上がった大谷カード。今季のような姿を来季も見せてくれれば、さらに価格がつり上がるのは必至。お宝商品になる可能性もありそうだ。