松井裕樹は史上最年少、宮西尚生は“W偉業”なるか 22年に達成されそうな投手記録

楽天・岸孝之は150勝へあと9勝、2000奪三振まであと122に迫る

○200セーブ:平野佳寿(オリックス)あと15、山崎康晃(DeNA)あと30、松井裕樹(楽天)あと35

 4年ぶりに古巣に復帰した平野は2021年、29セーブを挙げて優勝に貢献した。怪我さえなければクリアできる数字だろう。山崎は入団から5年間で163セーブを積み上げたが、ここ2年はクローザーを外れ、7セーブにとどまっている。再び守護神の座に返り咲けるかがポイントになる。

 松井は2021年、故障離脱するまでに24セーブ、防御率0.63の成績を残した。これまでのキャリアハイは2019年の38セーブ。松井は1995年10月30日生まれ。27歳シーズンでの200セーブ到達となれば史上最年少となる。

○400ホールド:宮西尚生(日本ハム)あと27

 歴代最多の373ホールドをマークしている左腕は2021年、15ホールドに終わったが、過去に6度30ホールド以上を記録している。

○2000奪三振:岸孝之(楽天)あと122、涌井秀章(楽天)あと126

 現役最多の1878奪三振をマークしている岸。2021年は149回を投げて131三振を奪った。規定投球回に届くくらい投げれば、大台クリアに近付く。

 涌井は2021年、21登板で96回1/3を投げて6勝8敗、76奪三振、防御率5.04に終わった。年間120奪三振以上は西武時代の2010年(196回1/3で154奪三振)が最後で、やや苦しいか。1年間ローテで回り多くのイニングを投げることが条件になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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